眼を休めなければ視力回復はできません。
作業環境を整えたら次は、作業時の姿勢と目の使い方、休め方について考えてみま
しょう。まず、作業時の姿勢が正しいかどうか、一度確かめてみましょう。パソコン利
用者におk多くみられる眼精疲労は、疲れ目や視力低下のほかに、首・肩・腕のこり
や痛みといった慢性的な症状を併発することが多い病気です。どちらも姿勢の崩れが
深く関わっています。
これを防ぐためには、モニターと目の間を50cm以上離すこと、そして書類を見ながら
タイピングする場合には、モニターから目までの距離と、書類から目までの距離をほ
ぼ同じにすることがポイントです。至近距離のものを凝視するだけでも、毛様体が緊
張し続けて目が疲れやすくなりますが、さらに至近距離内で、いくつかの対象に頻繁
に焦点を合わせかえる動きは、眼球を動かす筋肉の疲労も促すので、さらに疲れが
深刻になります。
また、いったん作業を始めるとかなり長時間かかりっきりになることが多いと思います
が、目の健康を考えると、1時間の連続作業につき15分程度の休養が必要です。と
いうもの、近くの明るい画面を見るために緊張した毛様体や、縮んだ瞳孔をもとにもど
すのに、短くても15分はかかるからです。オフィスで上手に目を休ませるには、パソ
コン作業の合間に、パソコン以外の作業をできるだけこまめにはさみ込んだり、窓の
外など少し遠くを眺めるようにして、目に疲労をためないようなリズムをつくりましょう。
ココがポイント!
■正しく目を使って作業するために必要な条件とは
・目とモニターの間を50cm以上とる
・モニター画面を人間の自然な視野の範囲(水平から上に5度、下15度)におさめる
■資料と画面を交互に見ながら作業するとき
・目からモニターまでの距離と、資料までの距離を正しい視野の範囲で同じように保
つようにする




