さまざまな種類があるコンタクトレンズ ~メリットとデメリット~
かつては、コンタクトレンズといえば「ハード」と「ソフト」という選択肢しか
ありませんでした。今では使い捨てるタイプもあるなど種類も豊富になり
ました。自分はどのタイプを選べばよいのか、以下にあげたそれぞれの特
徴を参考に考えてみてください。
【ソフトコンタクト】
HEMAというやわらかい素材でつくられ、含水量が多い。
矯正視力・・・良 ハードよりはやや劣る
装用感・・・すぐれている
装用時間・・・終日(一部連続)
取扱・・・面倒
汚れ・・・やや多い
寿命・・・1年程度
費用・・・やや高め
〇メリット
・異物感が少なく装用感がよい
・水分を多く含むので角膜が障害されにくい
・連続装用ができるものが多い
×デメリット
・乾燥に弱い
・変形、破損しやすい
・汚れやすい
・角膜や結膜の炎症に気づきにくい
・細菌感染症やアレルギー性結膜炎に対する注意が必要
・ドライアイ対策が必要
【ハードコンタクト】
PMMAという硬い素材でつくられ屈折矯正の効果が高い。
矯正視力・・・すぐれている
装用感・・・良
装用時間・・・終日
取扱・・・簡単
汚れ・・・少ない
寿命・・・長い
費用・・・安い
〇メリット
・矯正力が高い
・丈夫でレンズの変形が少ない
・長時間使える
・角膜におきた異常に気がつきやすい
×デメリット
・連続装用ができない
・ずれたりはずれたりすることがある
・入手困難になりつつある
【酸素透過性ハードコンタクト】
従来のハードコンタクトレンズのフッ素樹脂とシリコン系樹脂を加え、
酸素を通しやすくしたもの。
矯正視力・・・すぐれている
装用感・・・良
装用時間・・・終日(一部連続装用)
取扱・・・やや面倒
汚れ・・・やや多い
寿命・・・1年程度
費用・・・やや高め
〇メリット
・ハードコンタクトより装用感がよい
・酸素を通すので角膜への障害が少ない
・酸素透過率の高いレンズなら連続装用が可能
・角膜におきた異常に気がつきやすい
×デメリット
・変形、破損しやすい
・汚れや傷がつきやすい
【ディスポ】
型に液体を流し込んでつくるため、大量生産が可能。ソフトコンタクト
の一種で、装用の仕方によって以下の3タイプに分かれる。
矯正力・・・良
装用感・・・すぐれている
装用時間・・・終日(一部連続装用)
取扱・・・簡単
汚れ・・・少ない
寿命・・・短い(使い捨て)
費用・・・高め
■1日使い捨てタイプ
〇メリット
・使い捨てるため消毒、洗浄など汚れ対策が不要
・レンズの汚れや細菌感染の心配がいらない
×デメリット
・連続装用ができない
・コストが割高
・角膜の異常に気づきにくい
・細菌感染やアレルギー性結膜炎に対する注意が必要
・ドライアイ対策が必要
・強度の屈折異常、白内障の手術をしたことのある人、結膜炎のある人、
涙の少ない人は使えない
■1~2週間連続装用タイプ
〇メリット
・最長1週間の連続装用が可能
・消毒、洗浄など汚れ対策が必要
・24時間視力を保てる
×デメリット
・連続装用のため角膜に炎症がおきやすい
・比較的割高。ケア用品の費用がかかる
・毎日消毒が必要
・角膜の炎症に気づきにくい
・細菌感染やアレルギー性結膜炎に対する注意が必要
・ドライアイ対策が必要
・強度の屈折異常、白内障の手術をしたことのある人、結膜炎のある人、
涙の少ない人は使えない
■終日装用2週間交換タイプ
〇メリット
・消毒、洗浄など汚れ対策が不要
×デメリット
・連続装用ができない
・比較的割高。ケア用品の費用がかかる
・毎日消毒が必要
・角膜の炎症に気づきにくい
・細菌感染やアレルギー性結膜炎に対する注意が必要
・ドライアイ対策が必要
・強度の屈折異常、白内障の手術をしたことのある人、結膜炎のある人、
涙の少ない人は使えない




